●短期見通し原油、需給緩和で60ドル割れ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの売り優勢の展開になろう。米中関税引き下げ合意が実現したが、景
気減速圧力を背景とした需給緩和見通しに変化は見られない。ドライブシーズンに向か
うことを前提にしても、厳しい需要環境が想定される。こうしたタイミングで、石油輸
出国機構(OPEC)プラスは5月と6月に続いて7月も大規模な供給増に踏み切る可
能性が高い。31日に正式決定が行われる見通しだが、サプライズがなければ需給緩和
見通しの織り込みが想定される。60ドルを割り込むと、55ドルがターゲットになろ
う。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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