ゴム相場は、中国自動車市場の減速懸念を織り込む展開が続いている。BYD主導で 値下げ競争が始まった可能性が高い。6月末までの期間限定とはいえ、大規模値下げに 他メーカーも追随していくことで、価格引き下げによる販売台数確保の動きが広がる可 能性がある。ゴム市場の目線では、第一に自動車市場減速はネガティブ。販売不振が本 格化するのであれば、必然的に新車用タイヤ販売も鈍化する。第二に、自動車値下げは サプライチェーン全体に対しても値下げ圧力として機能する。タイヤに対してもコスト 削減圧力が強まれば、タイヤ市場にもネガティブな影響が生じることになる。上海ゴム 相場が、どこまで中国自動車市場の減速懸念を織り込んでいくのかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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