来週から6月相場に入るが、来週は重要な米経済統計の発表が多く、その中でも金曜日の米雇用統計をはじめとした雇用関連指標の動向が注目される。来週もトランプ関税を巡るヘッドラインでボラティリティが高まる可能性はあるが、米景気悪化、関税政策の不確実性などから、ドル円の上値は重いと見られているようだ。 ただし、ドルショートと円ロングのポジションが高水準に積み上がっていることも事実で、それらが下値を支えるとも見られている。 今週はトランプ関税を巡り、米国際貿易裁判所が関税措置の差し止めを命じたことで、ドルは一時買い戻しが膨らんでいた。しかし、それについては、トランプ関税を確実に実行する多数の代替措置があるとの指摘も多く出ており、市場も一旦様子見となっているようだ 関税とその報復措置の一方、トランプ大統領の度重なる関税賦課の延期と撤回で市場の動揺は続いている。今回の関税差し止めの判決が最高裁まで行った場合、ひとまず落ち着いている関税問題が、裁判所を含めた政治問題に発展することに、市場は警戒している面はありそうだ。それは投資家の米国離れを助長し、根強いドル安シナリオに繋がると見ている向きも少なくない。 USD/JPY 144.05 EUR/USD 1.1350 GBP/USD 1.3466 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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