NY原油引け速報=反発、OPECプラスは追加増産を決定も買い戻しが優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
                      帳入値   前日比
    原油               2025/07      62.52    + 1.73
                       2025/08      61.54    + 1.75
                       2025/09      60.72    + 1.72
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2025/07     204.45    + 3.91
                            2025/08     203.84    + 4.13
         改質ガソリン       2025/07     205.25    + 3.74
                            2025/08     202.78    + 4.00
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月は1.73〜
1.75ドル高。その他の限月は1.09〜1.72ドル高。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスのうち、主要8カ国は7月の増産幅を日量41万
1000バレルまで引き上げることを決めたが、この決定は織り込み済みで買い戻しが
優勢となった。この主要8カ国は4月から日量220万バレル規模の協調減産の解消を
開始しており、5月や6月についても増産を前倒ししているが、実際の供給量はほとん
ど増えていないとみられている。ロシアとウクライナの武力衝突が激化するなかで、ロ
シアの石油に対する追加制裁が警戒されているほか、米国とイランの核開発協議の不透
明感も買い手がかり。山火事を受けてカナダの生産量が減少していることも支援要因。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
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