プラチナ午前=プラチナは反発、NY高や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場が上げ一服となったが、円高一服を受けて堅
調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが32〜69円高、プラチナミニが
9.0円安〜61.5円高、プラチナスポットが3円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8660枚、プラチナミニが629枚、
プラチナスポットが897枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。5月の米ISM製造業購買担当者景
気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる48.5に低下した。低下は3カ月連
続。ただトランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き
上げており、貿易戦争に対する懸念が上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は4699円まで上昇した。ニューヨーク高や円高一服が支援要因にな
った。円相場は1ドル=142円台半ばで円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1067.79ドルから、ドル安一服
を受けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1063.70ドル、パラジウムが992.21ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1054.53ドル、パラジウムが
970.93ドル。
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