金・銀午前=金は続伸、NY高や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場が上げ一服となったが、円高一服を受けて押し目を買われた。銀はニューヨーク高を
受けて6・10月限が上昇した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が137〜165円高、金ミニが
96.5〜149.0円高、ゴールドスポットが605円高、銀が2.2〜5.0円
高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が2万0019枚、金ミニが1万0779枚、ゴ
ールドスポットが2072枚、銀が9枚。
【NY金は米ISM製造業景況指数の低下などが支援】
 金は米ISM製造業景況指数の低下が支援要因になった。5月の米ISM製造業購買
担当者景気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる48.5に低下した。低下は3
カ月連続。関税の影響でサプライヤーの納入に時間がかかっており、一部商品の供給不
足が迫っている可能性を示唆している。市場予想は49.3。米ダラス地区連銀のロー
ガン総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は広範な経済指標を注視し、どのような対応
がいつ必要になるか判断しようとしていると述べた。
 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は週内にも電話会談を行う可能性がある。
米中は互いの関税を引き下げるという5月の合意を巡り、緊張が再び高まっている。
主な争点はレアアース(希土類)や半導体とみられ、中国側が優位に立っているよう
だ。
 北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド、ルーマニア、リトアニアの首脳
は、北欧、バルト三国、中欧のNATO加盟国はウクライナのNATO加盟に尽力する
との考えを示した。ウクライナとロシアは、トルコのイスタンブールで直接交渉を再開
した。戦争終結に向けた歩み寄りは見られなかったが、新たな戦争捕虜交換の下地は作
った。
 金先限は5月12日以来の高値1万5636円を付けた。ニューヨーク高や円高一服
が支援要因になった。円相場は1ドル=142円台半ばで円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、トランプ米大統領が鉄鋼とア
ルミニウムに課す追加関税を2倍の50%に引き上げたことや、米ISM製造業景況指
数の低下を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3386.46ドルか
ら、ドル安一服を受けて売り優勢となった。
 午前11時現在、金が3371.12ドル、銀は3417セントで推移。前営業日の
大引け時点は金が3343.52ドル、銀が3321セント。

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