きょうの為替市場はドルの買い戻しが優勢となっており、ドル円は143円台半ばまで買い戻されている。依然として貿易問題への不透明感が広がっている中、前日の弱い米経済指標の発表もあり、ドル円は東京時間に142.40円近辺まで下落していた。 ただ、下値では押し目買いのオーダーも観測される中、NY時間にかけて下げ渋っている。ドルショートと円ロングが積み上がっており、週末の米雇用統計を前にポジション整理の動きも出ているようだ。 植田日銀総裁が本日講演を行っていたが、基調的な物価上昇率が2%に向けて高まっていく姿が実現していけば、引き続き利上げで金融緩和の度合いを調整して行くとの見解を示していた。 市場は年内の日銀の利上げの可能性を排除していないものの、貿易問題を中心に先行き不透明感が根強い中、日銀は利上げになお慎重と見られている。OECDが本日、今年の世界経済の見通しを公表し、下方修正していたが、日本についても3月時点の1.1%予想から0.7%の下方修正していた。 本日はこのあと日本時間23時に4月の米求人件数が発表される。企業が消費者の節約傾向をますます意識する中、米求人数は2020年以来の低水準に減少すると予想されている。金曜日の米雇用統計も雇用の増加ペースの減速を示す可能性が高いと見られているようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は143円に観測。 3日(火) 143.00(5.8億ドル) 5日(木) 140.00(19.9億ドル) 6日(金) 140.00(11.3億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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