きょうの為替市場はドル高が優勢となっているものの、カナダドルは買いが優勢となり、ドルカナダは一時1.37加ドルちょうど付近まで下落する場面も見られた。 明日はカナダ中銀の政策委員会の結果が発表され、政策金利は2.75%への据え置きが見込まれている。第1四半期のGDPが予想を上回ったことや4月のコアインフレが上昇していたことなどがその予想の背景にある。しかし、利下げ予想も20%程度の確率であり、完全に排除できない状況でもある。 GDPは予想を上回ったものの詳細を見ると、景気の弱さが明らかとなっており、国内最終需要は横ばいで、家計支出の伸びも鈍化している。固定資本投資の減少も見られ、利下げの確率は五分五分に近いとの見方もあるようだ。 第2四半期には在庫と貿易量が縮小する可能性が高く、成長リスクは下振れ方向に傾いている。インフレも低水準にあることから、それらはカナダ中銀に行動の余地を与えており、労働市場の急速な冷え込みや弱い内需も利下げを支持する要因だという。 ただし、今回は据え置きで、7月以降の年後半に利下げ再開というのがメインシナリオのようだ。 USD/CAD 1.3718 CAD/JPY 104.91 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
指数名 | 現在値 | 前日比 |
---|---|---|
日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|