プラチナ午前=プラチナは小幅続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い
優勢で始まった。その後は、上げ一服となり、一部限月がマイナスサイドに転じたがド
ル建て現物相場の堅調が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが変わらず〜33円高、プラチナミニ
が21.0円安〜35.0円高、プラチナスポットが114円安、パラジウムが出来ず
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが3502枚、プラチナミニが312枚、
プラチナスポットが537枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは予想以下の全米雇用報告や金堅調が支援】
 プラチナは予想以下の全米雇用報告や金堅調が支援要因になった。5月の全米雇用報
告によると、民間雇用者数は3万7000人増となり予想を大きく下回り、増加幅は
2023年3月以来、2年超ぶりの低水準となった。市場予想は11万人増だった。
 プラチナ先限は夜間取引で4796円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=142円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1092.40ドルから、ドル安一服
に上値を抑えられたが、押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは1093.10ドル、パラジウムが1003.75ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1080.64ドル、パラジウムが
1003.88ドル。
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