−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,044.75 1,056.75 1,040.00 1,051.75 + 6.75 2025/08 1,038.75 1,050.00 1,034.75 1,046.50 + 7.75 2025/09 1,017.00 1,028.50 1,013.75 1,025.75 + 8.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 287,545 246,584 879,882 ( + 3,580) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(5月29日までの週) 大 豆:19万7800トン(事前予想レンジ:10万〜50万トン) 大豆粕:26万4900トン(事前予想レンジ:15万〜40万トン) 大豆油: 1万1800トン(事前予想レンジ: 2万〜 6万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(6月11日−6月15日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って続伸。終値の前営業日比は6.75〜11.25セント高。中心限月の 7月限は6.75セント高の1051.75セント。 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が電話会談を行い貿易協議の早期開催につ いて話し合ったことを受けて米中貿易摩擦の激化懸念が後退し買い優勢で運ばれた。た だ、米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は前週に続いて20万トンを割り込 み、低調であり、米産地の生育も順調なため、上げ幅は限られた。 7月限は1044.75セントで取引を開始。アジアの時間帯前半に1046.50 セントの高値を付けたが、その後は次第に値位置を切り下げる動きとなり、欧州の時間 帯には1040セントの安値をつけたが、米国の時間帯を迎えると米中電話協議を受け て急速に地合いを引き締め、一時は1056.75セントの高値に到達。5月28日 以来の高水準に達したことで転売が見られて上げ幅を縮小したが、1050セント台は 維持した。 米農務省(USDA)が発表した5月29日までの大豆週間純輸出成約高は19万 7800トンで前週の17万8800トン上回ったが連続して20万トンを割り込ん だ。 今年度の累計純輸出成約高は4845万6800トンと、前年度同期の4321万 1000トンを約12%上回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、カナダの火災の影響でシカゴを含む五大湖周辺では霞が発生。 一方、中西部の降雨は東に移動し五大湖周辺南部からオハイオバレーにかけて降雨が発 生。その他の地域では降雨は発生しておらず、コーンや大豆に関する農作業が進行。 五大湖周辺地域からテキサス州にかけて寒冷前線がゆっくりと移動しており、これに よりオクラホマ州、カンザス州南部、テキサス州北部などでは今後5日間で25〜 100ミリの雨量を伴う降雨が発生するだろう。対照的にプレーンズ北部、中西部の多 くの地域では今後5日間はまとまった雨量を伴う降雨は発生しない見込み。 6〜10日間予報では、6月10〜14日にかけて、ほとんどの地域で雨量は平年並 〜平年を上回るが、五大湖周辺南部など一部地域では雨量は平年を下回るだろう。一方 の気温はプレーンズ南部からオハイオバレー南部にかけてて平年を下回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、気温が低下するなか散発的な降雨が発生しており、農作業のペース は鈍化しているものの、夏穀物にとっては慈雨となっている。カンザス州以北では5日 の最高気温は22℃以下に留まっている。 米国南部では大西洋南部では降雨により農作業のペースが鈍化しているが、土壌水分 改善を促す慈雨となっている。 大豆製品は、大豆粕は小幅まちまち。大豆油は下落。大豆粕は堅調な大豆に追随高と なった。大豆油は原油は堅調となったが、大豆粕とストラドル商いの売りで相対的に上 値が重くなった。 大豆粕7月限は前日変わらずの297.10ドル。 今日の材料 ・中西部の降雨は東に移動し五大湖周辺南部からオハイオバレーにかけて降雨が 発生。 ・プレーンズ北部、中西部の多くの地域では今後5日間はまとまった雨量を伴う降雨 は発生しない見込み。 ・プレーンズでは、気温が低下するなか散発的な降雨が発生しており、農作業の ペースは鈍化しているものの、夏穀物にとっては慈雨。 ・5月29日までの大豆週間純輸出成約高は19万7800トンで前週の17万 8800トン上回ったが連続して20万トンを割り込む。 MINKABU PRESS
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