●短期見通しゴム、下げ一服も先高観乏しい=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 310〜330円のレンジで上げ一服となり、下振れしている。世界の自動車市場に
混乱がみられ、上海ゴム相場に先行される形で年初来安値を更新している。このまま需
要不安から上海ゴム相場の低迷が続くと、300円の節目割れ定着が進み、更に年初来
安値の280円水準を試す展開になろう。供給サイドでは、産地が減産期から生産期へ
の移行時期を迎えていることもネガティブ。足元では急落後の修正高が促されている
が、自立反発を上昇トレンドに発展させることは難しい。底入れの判断は時期尚早だろ
う。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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