●論点解説穀物、作況報告の数値は2週連続で改善=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 週明け後の穀物相場は、改めて良好な生産環境に上値を圧迫されている。作付け期は
概ね終了し、今後は受粉期に向けた気象環境が注目されるが、まだ天候リスクの織り込
みは必要ないとの見方が強い。9日引け後米農務省(USDA)が発表した作況報告だ
と、「良」以上の比率は前週の69%から71%まで上昇している。この時期としては
理想的な数値と言える。作付け終了で持高調整のニーズも強まりやすいが、本格的なリ
スク織り込みの必要性は乏しい状態が続いている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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