−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 433.50 439.50 429.25 438.75 + 5.25 2025/09 422.75 425.75 419.25 425.50 + 3.25 2025/12 439.00 440.00 434.25 440.00 + 2.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 497,635 483,287 1,635,875 (- 4,090) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月16日−6月20日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近〜期中は反発、他は続落。終値の前営業日比は1.25セント安〜 5.25セント高。中心限月の7月限は5.25セント高の438.75セント。 前日日中取引終了後に発表された作柄報告では作柄の改善が伝えられたが、米産地で 降雨が続くと予想されていることで農作業のペース鈍化が警戒され、期近〜期中限月は 買い優勢となった。 7月限は433.50セントで取引を開始。しばらく430セント台前半で高下した 後、欧州の時間帯に値を落として429.25セントの安値を付けたが、シカゴの時間 帯を迎えると上値探りに転じて引け間際に439.50セントの高値に到達。この日の 高値圏を維持して引けを迎えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは降雨が止み気温が上昇。この天気はコーン、大豆の作付および生育 に適している。 今後も中部および東部では降雨となり5日間の雨量はプレーンズ北部から五大湖周辺 の一部地域にかけて25〜75ミリに達するだろう。またテキサス州東部およびその 周辺地域ではまとまった雨量を伴う降雨となる見込み。またプレーンズ北部からニュー イングランド州にかけての地域では低温が見込まれる。 6〜10日間予報に関しては6月15〜19日にかけて全国的に気温及び雨量は平年 並〜平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は続落。前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で米産地の作柄改善 が伝えられたことが弱材料視されて売り優勢となった。7月限は一時は5月29日以来 の水準まで下落。安値からは値を戻したものの終値ベースで5月30日以来の安値水準 を記録。 期近7月限は前日比7.50セント安の534.50セントで終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではテキサス州の一部で雷が発生。プレーンズ南部では冬小麦の収穫再開 のために降雨が止むのを待っている。ハイ・プレーンズ北部および中部では気温が上昇 し、最高気温は30〜32℃に達している。なお、モンタナ州では土壌水分の乾燥が続 いている。 南部では適度な降雨が続いており、夏穀物にとって土壌水分は十分な状態にある。た だ一部では土壌水分が過剰となっており、農作業のペースが停滞している。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温が上昇し農作業やコーン・大豆の生育に適した天気が 広がる。 ・今後5日間の雨量はプレーンズ北部から五大湖周辺の一部地域にかけて25〜75 ミリに達する見込み。 ・6月15〜19日にかけて全国的に気温及び雨量は平年並〜平年を上回るだろう。 MINKABU PRESS
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