NYプラチナ市況=反落、プラチナは高値警戒感強く利食い売りで押し目形成

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 7)  1226.2     1232.0      1206.2      1212.5    -  2.0
         (25/10)  1229.7    1236.5      1212.6      1218.2    -  1.2
 パラジウム  (25/ 9)  1093.50    1098.00     1068.50     1078.80   - 15.40
         (25/12)  1101.50    1101.50     1079.00     1087.80   - 15.20
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          61,671         68,319        98,876       (+  1,468)
 パラジウム          5,832          7,176        19,102       (+    193)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          42,866.87  + 105.11
     前日  144.58/60   1.1418/20   ・ナスダック         19,714.99  + 123.75
     本日  144.58/60   1.1418/20   ・10年米国債利回り      4.47  -   0.01
・NY原油  (25/ 7)   64.98 - 0.31  ・SPDR保有金残高    936.22  +   2.01
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが3.8〜1.2ドル安、中
心限月の7月限が2.0ドル安、パラジウムは16.40〜15.20ドル安、中心限
月の9月限は15.40ドル安。
 プラチナ7月限は小反落。時間外取引では、アジア時間の後半になり、上げ幅を削り
小安くなったが、欧州時間では押し目買い優勢となり、小高くなった。日中取引では高
値警戒感が強く、利食い売り先行となり、押し目を形成した。米国株が堅調に推移した
ことが支援材料となり、安値を離れ、小幅安で引けた。
 パラジウム9月限は時間外取引から20ドル超の下落で推移。日中取引開始後も軟調
に推移。

 9日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの35万3414オ
ンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。
今日の材料
・10日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は反落、14.96ポイント安の3384.82ポイント。
・欧州株はまちまち。米中が2日目の通商協議を続ける中、投資家は大きな動きを控
 えた。輸出関連企業の銘柄が多い英FTは上昇。
・ドルは堅調。ドル円は一時、1ドル=145円台前半まで上昇。145円台は維持できな
 かったが、144円台後半で堅調にニューヨーク時間を終えた。ユーロドルは1ユーロ
 =1.1447ドルで上げつかえ、今月6日の高値1.1457ドルが抵抗線となったが堅調に
 推移。
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