シカゴ穀物引け速報=大豆はブラジル産の輸出活発化で続落、コーンは小幅安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2025/07       1050.50       - 7.25
                      2025/08       1045.50       - 4.00
 コーン          2025/07        437.00       - 1.75
                      2025/09        425.25       - 0.25
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 大豆は米中相互関税に対する警戒感やブラジルの供給拡大の時期を受けて総じて続
落、コーンは米国の夏場の乾燥懸念の緩和により揃って下落。

 大豆は総じて続落。終値の前営業日比は7.25セント〜0.75セント安。
中心限月の7月限は7.25セント安の1050.50セント。

 11日までロンドンで行われた米中通商協議で枠組みが策定されたが、詳細は不明な
がらも米国と中国はお互いにある程度の相互関税を維持することが見込まれるなか、時
期的にブラジルからの輸出が活発化していることが重石となり、売り優勢となった。
 コーンは小幅安。終値の前営業日比は1.75セント〜0.25セント安。中心限月
の7月限は1.75セント安の437セント。
 米産地の降雨は農作業の鈍化をもたらしているが、夏場の高温乾燥に対する警戒感を
和らげていることが弱材料となった。ただ、ドル買いの動きに一巡感が見られること
や、米エタノール増産が買い支援要因となり下げ幅は限られた。

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