LME市況=アルミ・銅はアジア・欧州株安が警戒され続落、ニッケルは続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,521.47  -   31.65     2,521.50  -   25.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,748.36  -   13.10     9,615.00  -   40.50
    ニッケル      14,860.02  +   10.35    15,056.00  +    3.00
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 アルミ3カ月物は続落。2544ドルで小幅続落で取引を開始。2549.50ドル
で戻りを抑えられ、銅の下落につれ安もようとなった。前日、3月31日の高値と顔合
わせした後、下げに転じ利食い売りの動きがあったが、19日も利食い売りが先行した
とみられ、2515ドルまで下落し、2日ぶりの安値をつけた。2500ドルが支持線
として意識され、下値を切り上げたが、軟調に引けた。
 銅3カ月物は続落。9656ドルで小高く寄り付き、9671ドルまでジリ高となっ
たが、アジア株に続き、欧州株が軟調に推移したことからリスク回避の動きから、売り
優勢となり、マイナスサイドに沈んだ。今月16日の安値9611.50ドル、節目の
9600ドル割れとなり、手じまい売りが優勢もようとなり、9585ドルまで下落。
米商品先物市場が奴隷解放記念日の祝日で休場となり、押し目買いが見送られやすい環
境だったが、安値を離れ、9600ドルを回復。原油価格の上昇でインフレ警戒感が停
滞し、戻り売り圧力が強く小幅安で終えた。
 ニッケル3カ月物は小幅続伸。1万5070ドルで小幅続伸で取引を開始。アルミ、
銅の下落で下げに転じたが、1万5000ドルで買い支えられた。大台割れ回避で買い
戻しの動きもあり、小幅高に転換し、かろうじてプラスサイドを維持して引けた。この
日の高値は前日の高値1万5100ドルをわずかに上回る1万5140ドル。
今日の材料
・19日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は下落。26.70ポイント安の3362.11ポイント。
・欧州株は中東情勢の緊張が警戒され下落。独DAX、仏CAC40が1%を超える下げ。
・19日の米商品先物市場はジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祝日で休場
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