プラチナ午前=プラチナは反落、現物安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ドル建て現物相場の下落を受けて
売り優勢で始まった。その後は、押し目を買われてプラスサイドに転じたが、戻りは売
られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが55円安〜26円高、プラチナミニ
が200.0円安〜33.5円高、プラチナスポットが142円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万1785枚、プラチナミニが
2039枚、プラチナスポットが2071枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは利食い売りが圧迫】
 プラチナは利食い売り主導で上昇した。国際通貨基金(IMF)は報告書で、成長鈍
化、投資の低迷、地政学的脅威の増大に対処するための緊急措置を取らなければ、欧州
経済は停滞に陥るリスクがあると警告した。
 プラチナ先限は5823円で戻りを売られた。円相場は1ドル=145円台前半で推
移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1300.50ドルから、押し目
を買われたが、1314ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1297.50ドル、パラジウムが1047.80ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1310.40ドル、パラジウムが
1049.29ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。