ボウマン副議長の発言にも反応か　７月利下げの可能性＝ＮＹ為替

　先ほどから為替市場はドル安が強まっており、ドル円が１４６円台に急速に伸び悩んでいるほか、ユーロドルも１．１５ドル台を回復し、本日高値圏に上昇している。米軍がイラン核施設を空爆し、中東情勢は緊迫化しているものの、市場は比較的冷静に受け止めている。下げて始まった米株式市場も上昇に転じ、原油相場も下げに転じる中、ドルは急速に戻り売りに押されているようだ。

　また、先ほど伝わったボウマンＦＲＢ副議長（銀行監督担当）の発言もドル安を後押ししている模様。副議長は「インフレが抑制されたままなら７月利下げを支持する」と述べた。インフレが継続的に低下するか、労働市場が弱含む場合は利下げが可能との認識を示している。

USD/JPY　146.87　EUR/USD　1.1528　GBP/USD　1.3470

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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