きょうの為替市場、落ち着いた雰囲気を取り戻す中、ドル安が強まり、ドル円は一時144円台に下落する場面が見られた。トランプ大統領がイランとイスラエルの間で停戦が成立したと発表し、中東情勢への懸念が和らいでいる。原油相場も一時64ドル台まで急速に下落。 しかし、合意の報道があってすぐに、イスラエルはイランからミサイルの発射があったことを検知し、イスラエルも空爆を行った。標的はレーダー施設との報道も流れ、情勢は依然として流動的ではある。一部からは「中東情勢を完全に後ろに置くには時期尚早」との指摘も出ていた。ただ、本日は停戦成立でひとまず安堵感が広がっている模様。 一方、本日はこのあと日本時間23時にパウエルFRB議長の下院での議会証言が行われる。先ほど事前原稿が伝わり、議長は利下げ急がない姿勢を改めて表明。先週のFOMCで公表された委員の金利見通し(ドット・プロット)は、中央値こそ年内2回の利下げが見込まれていたものの、委員の中での見解が二分していることも示されていた。 市場は少なくとも9月までは政策は据え置かれると予想がコンセンサスとなっているが、ウォーラー理事やボウマン副議長(銀行監督担当)といった一部の理事からは、インフレが落ち着きを条件に、早ければ7月利下げの可能性への言及も出ている状況。先週のFOMCでの慎重姿勢とは異なるトーンではある。いずれにしろ、質疑応答などで何か新しい材料が出るか注目される。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は145円に観測されている。 24日(火) 145.00(5.8億ドル) 25日(水) 144.50(13.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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