LME市況=アルミは続落、銅・ニッケルはアジア株・貴金属高から続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,556.03  -   22.04     2,563.50  -   15.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,813.19  -    6.66     9,712.50  +   43.50
    ニッケル      14,876.31  +  154.70    15,074.00  +  154.00
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 アルミ3カ月物は続落。2569.50ドルで小安く取引を開始した後は2558〜
2573ドルのレンジを高下する足取りが続いた。中東情勢の緊張緩和を受けた銅高に
追随し2578.50ドルまで値を伸ばしたが、プラスサイドに転じることが出来ずに
再度、値位置を落とし、2560ドル台で取引を終えた。
 銅3カ月物は続伸。9675ドルで小高くで取引を開始した後は中東情勢への警戒感
が後退するなかアジア株高となったことや、貴金属高からで買いが膨らみ、9738ド
ルまで浮上した。前日の高値9760.50ドルが抵抗線となり、9685ドル前後ま
で値を落とすと買い戻される往来となり、9700ドル台を維持して堅調に終えた。
 一方の現物相場は前日に続いて3カ月物にサヤ寄せし小幅安となった。
 ニッケル3カ月物は大幅続伸。1万4905ドルで軟調で取引を開始したが、その後
は1万5000ドルを突破したところで伸び悩む動きを見せながらも終盤に再び地合い
を引き締めた。引け間際に1万5095ドルの高値に達した後はもちあいに転じ、この
日の高値に近い水準を保ったまま取引を終えた。
今日の材料
・25日のアジア太平洋株式市場は軒並み上昇。
・中国上海総合指数は続伸、35.41ポイント高の3455.97ポイント。
・欧州株は中東情勢の先行きを見極めたいとして、積極的な買いが手控えられた。英
 FTは資源株などが低調。独DAXは不動産株の下げが目立った。
・5月の米新築住宅販売件数(年率)
 結果 62.3万件 予想 69.3万件 前回 72.2万件(74.3万件から修正)
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=145円台後半まで上昇。高値を離れたが、145円
 台前半で堅調に推移。ユーロドルは1ユーロ=1.1665ドルまで上昇し、2021年10月
 以来の高値をさらに更新。
・米国株はまちまち。ニューヨークダウが反落し、106.59ドル安。ナスダック指数は
 続伸となり、61.02ポイント高(0.31%高)。
・ニューヨーク貴金属は軒並み高。ニューヨーク原油は期近が小幅高。
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