−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,047.25 1,054.75 1,023.50 1,025.25 -21.50 2025/08 1,051.00 1,057.75 1,027.75 1,029.50 -20.75 2025/11 1,037.00 1,041.75 1,017.00 1,018.50 -18.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 443,107 325,848 838,160 (- 8,242) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(7月1日−7月6日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み大幅続落。終値の前営業日比は12.00〜9.00セント安。中心限 月の11月限は9.75セント安の1037セント。 米産地では気温が上昇するものの過度な暑さにはならないと予想されていることや、 土壌水分不足が懸念されている地域で降雨が発生し、乾燥懸念が後退したことが重石と なった。イスラエルのイラン攻撃を受けて急伸した原油に追随高となった後に中東情勢 懸念が緩和したことで、急伸の反動による転売も下押し要因となり、11月限は中東情 勢への緊張が高まる以前の6月上旬の水準まで値を落とした。 11月限は1037セントで取引を開始した後は、1041.75セントの高値まで 浮上。その後はアジアの時間帯終盤まで1040セントを前後するもちあいとなった が、アジアの時間帯終盤以降は下値探りに転じ取引終了間際に1017セントの安値を 記録。安値で買い戻されながらも戻りは限られ、安値に近い水準で取引を終了。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部北部で局地的に散発的な雨または雷雨が発生。この降雨は土 壌水分の乾燥が懸念されている地域であるため、干ばつ懸念が和らいでいる。 今後は西部から東部にかけて広がる上昇気流の影響で気温は上昇するものの、過度な 暑さにはならない見込み。一方、北部のほとんどの地域では比較的低温になると予想さ れる。また、メキシコ湾岸東部では低気圧の影響で50〜200ミリの雨量を伴う降雨 となる見込み。 6〜10日間予報に関しては、6月30日〜7月4日にかけて全体的に気温、雨量共 に平年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは南西部での発達した低気圧、寒冷前線、高気圧の影響から散発的な降 雨または雷雨が発生。ネブラスカ州及びサウスダコタ州では最も雨量が多く、農作業の ペースが鈍化しているが、夏穀物などにとって恵みの雨となっている。 南部ではフロリダ州南部およびメキシコ湾岸西部で散発的な降雨が発生。気温が上昇 するなか農作業が進行し穀物も速いペースで生育が進んでいる。またゆっくりで開始し た冬小麦の収穫ペースも上昇している。 大豆製品は、大豆粕・大豆油ともに大豆安に追随し売り優勢となった。大豆油は原油 の堅調な動きが下支え要因となり下げ幅は限られた。 大豆粕12月限は前日比4.60ドル安の290.7ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは中西部北部で局地的に散発的な雨または雷雨が発生し干ばつ懸念 が緩和。 ・ネブラスカ州及びサウスダコタ州で慈雨。 MINKABU PRESS
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