きょうの為替市場はドル安が優勢となっており、ドル円は一時143円台に下落。月末、四半期末を控える中、ドル円はNY時間に入って買い戻しが出ているものの、再び21日線を下回り、上値は重いようだ。 トランプ大統領が次期FRB議長の指名を前倒しで進める可能性が報じられ、利下げが予想よりも早まるのではとの見方が市場に広がっている。パウエル議長は今週の議会証言で利下げを急がない姿勢に変更を与えなかったが、トランプ大統領は利下げに積極的な議長を指名することが予想される。パウエル議長の任期切れは来年5月だが、早めに次期FRB議長が指名されれば、事実上「影のFRB議長」となり、市場はそちらにも関心を示さざるを得なくなる。その効果をトランプ政権は期待しているのかもしれない。 イランとイスラエルの間で停戦が合意し、中東情勢への懸念は後退している中、市場の関心はFRBの動向やマクロ経済のファンダメンタルズに回帰している。いまのところ短期金融市場では、7月の利下げの可能性は小さいものの、9月は完全に織り込み、年末までに2回か3回の利下げで織り込みが進めている状況。 ドルは今年に入ってから8%超下落しているが、投資家は繰り返される関税措置の報道のほか、貿易におけるドルの役割、そして米財政赤字への懸念も高まる中、ドル安への期待は根強いようだ。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は143円に観測されている。 26日(木) 143.00(14.1億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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