●短期見通しゴム、株高連動の修正高を消化=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 300円水準での乱高下が続いている。中東情勢の消化は一巡したが、原油、円相
場、株価が不安定化している。やや為替相場に対する関心が高めの状態にあるため、地
政学リスク軽減や米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が円高・ドル安に作用
すれば、若干の下振れリスクが認められる。上海ゴム相場は安値ボックス相場が続いて
いる。ただし、前週後半は株高で買いを入れる動きもみられるなど、強弱評価は割れて
いる。300円水準で売買が交錯しつつも、次のトレンドを模索する環境になろう。需
要の弱さと供給増加圧力で価格リスクは引き続き下向きだが、短期目線だと方向性が定
まりづらい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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