ゴム市況＝まちまち、期中は円一段高で終盤に手じまい売り先行もよう

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　   　     　　     　  ＴＳＲ２０
    2025/07　　    2025/12　      2026/06        2025/07    　  2026/06
　 314.2  + 5.2   309.6  -0.1   308.0  +8.0    234.0   0.0    235.0   0.0
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 　　　上海ゴム９月限　　　　　14,005　 -40　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、まちまち。寄り付きは、上海夜間は小動きとなったものの、株高
を好感し、買いが先行する展開となった。だが、中盤に入り、１ドル＝１４４円台前半
の円高、日中取引の上海ゴムが下落したことを嫌気し、正午前に総じて小安くなった。
期中１２月限は正午前に０．６円安で推移。午後になり、期中１１、１２月限が一時、
小高くなったが、１４３円台後半まで円一段高から終盤に軟調な展開を強いられた。
１０月。１１月限は手じまい売り先行となり、２．５〜２．８円安。商いは低調で
３５０枚を超えた程度の薄商い。
 ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．８円安〜８．０円高、活発限月の１２月限は
同０．１円安の３０９．６円、期先２６年６月限は同８．０円高の３０８．０円、総出
来高は３５８枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は９月限のみ約定
し、同４２５ポイント安の１万３６２５ポイント、他限月は同４０〜４５ポイント高、
総出来高は３７枚。
【１２月限は短期線の５日間移動平均線が支持線】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、限月間で方向性を欠いた。期中１２月限は３１３円
まで上昇し、６番限として５月３０日以来、１カ月ぶりの高値をつけた。午後になり、
３０６．８円まで上げ幅を削る動きとなった。短期線である５日間移動平均線３０２．
８円が支持線。３０５〜３１０円のレンジで値固めが出来るかに注目。
　今日は期中１１月限から期中１２月限へ小口の限月移行が進んだもよう。期先は２６
年６月限が出来高２枚のなか、８．０円高の３０８円に上昇。期中限月にサヤ寄せの動
きとなったが、期先は商い成立が２枚のみ。期先への商いが増えないと市場規模の先細
りは避けられない状態。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は１２月限のみ約定し、０．９セント安。ＴＳ
Ｒは午前中から納会を控えた７月限を除き、売り優勢。午後になり、、地合いを引き締
め、総じて堅調。０．７セント安〜１．４セント高で推移している。納会を迎える７月
限は高寄りし、１．４セント高で推移が支援材料。

　上海ゴムは小幅安。中心限月の９月限は、夜間取引では変わらずの１万４９４５元。
日中取引は売り優勢となり、一時３ケタ安まで軟化したが、下値を切り上げ、２０元安
の１万４０２５元で午前の取引を終えた。午後も２ケタ安で推移。
MINKABU PRESSS

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