ゴム市況＝総じて反発、上海ゴムが地合いを引き締める

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　   　     　　     　  ＴＳＲ２０
    2025/07　　    2025/12　      2026/06        2025/08    　  2026/07
　 312.9  - 1.3   311.8  + 2.2   308.0   0.0    234.0   0.0    235.0   新甫
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 　　　上海ゴム９月限　　　　　14,045　 +　35　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、総じて反発。寄り付きでは、上海夜間安や円高を受けて、地合い
を緩める限月が目立った。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが堅調に推移した
ことを好感し、買いが先行した。その後は、高値圏でのもみ合いに終始した。ＴＳＲ２
０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比１．３円安〜４．０円高、活発限月の１２月限は
同２．２円高の３１１．８円、期先２６年６月限は同変わらずの３０８．０円、総出来
高は５２０枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は９月限のみ約定
し、同４２５ポイント高の１万４０５０ポイント、他限月は同７５〜４３０イント高、
総出来高は５０枚。
【産地相場は小じっかり】
　産地相場は、５月下旬にからやや地合いを緩めていたが、６月６日に下げ止まると、
その後は７２〜７３バーツ台を中心に小動きとなっている。６月３０日のタイ南部の天
然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、前営業日比０．８１バーツ高
の７２．３４バーツが提示されている。

　６月は４回、７１バーツ台に沈む場面があったが、いずれも同水準で支持されると、
７２〜７３バーツ台に戻した。ただ、積極的に買われる場面もなく、現状、需給バラン
スは大きく崩れていないようだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は１０月限と１１月限が約定し、ともに２．０
セント安。ＴＳＲは午前中は買いが先行したが、午後になると期中が小緩み、０．３セ
ント安〜０．８セント高で推移している。

　上海ゴムは総じて小高い。中心限月の９月限は、夜間取引では、売りがやや優勢とな
り、前営業日比６５元安の１万３９４５で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤
は買い先行し、一時１万４０６０元まで上昇した。その後、地合いを緩める場面もあっ
たが、終盤は再び買い優勢となった。

MINKABU PRESSS

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