●論点解説穀物、良好な作柄環境が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 6月30日に米農務省(USDA)の作付面積と四半期在庫の発表を終えて、改めて
産地気象環境を重視した売買環境になっている。USDA発表の作況報告で「良」以上
の比率は、前週の70%から73%まで改善している。前年同期の67%を上回り、豊
作期待を高める数値と言える。産地では、今週も広範囲にわたって降雨が観測されてお
り、受粉期のホット・アンド・ドライが現実的なリスクになっていない。僅かにネブラ
スカ州で土壌水分不足が報告されているのみであり、その他の生産地では十分な土壌水
分が得られている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。