ゴム午前=総じて軟調、上海ゴムの軟化を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。。寄り付きでは、上海夜間が堅調に推移したうえ、
最近の強地合いを継続し、地合いを引き締める限月が目立った。中盤に入ると、日中取
引の上海ゴムが軟化したことから、売りが先行し、総じてマイナスサイドに振れてい
る。TSR20は出来ず。

 午前11時17分現在のRSS3号は前営業日比2.4円安〜2.2円高。活発限月
の12月限は同0.8円安の312.2円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
201枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、売りが優勢となり、45〜35
ポイント、推定出来高は60枚。

【上海9月限は1万4500元を目指すか】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、1万4500元を目指す可能性があるとみる。9月
限は、前日の取引で1万4185元まで上昇し、6月27日に付けた直近の高値1万4
165元を上抜いた。また、前日の取引では、一度も1万4000元を割ることはなか
った。
 今日の日中取引では、地合いを緩めているものの、1万4000元割れには至ってい
ない。午後に入り、地合いを引き締めると、1万4000元付近の堅さが確認され、上
値を試しやすくなるとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は売りが優勢となり、
1.6〜1.0セント安で推移している。
 上海ゴムは総じて軟調。午前10時50分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比40元安の1万4050元で推移している。

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