ゴム午前=総じて堅調、ただし上海ゴムの軟化から上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。寄り付きでは、上海夜間が堅調に推移したうえ、米
株高などを好感し、地合いを引き締める限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上
海ゴムが軟化したことから、上げ幅を削る限月が目立っている。TSR20は出来ず。
上海天然ゴム先物も出来ず。

 午前11時44分現在のRSS3号は前営業日比0.3円安〜5.6円高。活発限月
の12月限は同2.4円高の312.9円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
220枚(前日夜間取引含む)。

【上海9月限は1万4000元割れは買い拾われる】
 今日午前の上海ゴムは、売りがやや優勢となっている。中心限月の9月限は、2日の
取引で1万4185元まで上昇し、6月27日に付けた直近の高値1万4165元を上
抜いた。同水準では戻り売りを浴び、昨日は一時1万3925元まで軟化した。
 ただ、終値ベースでは、1万4000元台を維持しており、1万4000元割れを突
っ込んで売る動きは限られている。いまの値動きを1万4000元前後での値固めと見
ることもできる。目先、節目の1万4500元を目指すことになりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は買いがやや優勢とな
り、0.1〜0.5セント高で推移している。
 上海ゴムはまちまち。午前11時05分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比5元安の1万4050元で推移している。

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