ゴム市況＝総じて軟調、円安にも上海ゴム軟調で期中は一時３円超の下落

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　   　     　　     　  ＴＳＲ２０
    2025/07　　    2025/12　      2026/06        2025/08    　  2026/07
　 310.9  +0.5   309.3  -2.8   308.0   0.0    234.0   0.0    235.0   0.0
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 　　　上海ゴム９月限　　　　　13,985　 -　90　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、総じて軟調。寄り付きは、上海ゴム夜間安を嫌気し、水準を引き
下げる限月が目立った。中盤に入ると、下げ渋ったが、反発力は弱く推移。期中１２月
限は正午前に０．４円安で推移。午後になり、上海ゴムが軟調に推移から一時３円超の
下落となった。円相場が１ドル＝１４５円台前半に下落したが反応薄。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．８円安〜０．５円高、活発限月の１２月限は
同２．８円安の３０９．３円、期先２６年６月限は同変わらずの３０８．０円、総出来
高は２７０枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は１５０〜４０ポイ
ント安。
【底堅いチャートだが新規買いは慎重姿勢が必要】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、７月当限が小幅高。２番限以降は商いが成立した限
月は下落。期中１２月限は軟調。午前中に３０７．５円まで下落し、今月１日の安値
３０７．３円に接近。午前中に０．４円安の３１１．７円まで戻したが、プラスサイド
に転換できず、午後は３０８．７円まで再軟化。上昇基調にある１０日移動平均線
（３０７．１円）が支持線で底堅いチャート。ただ総出来高が２日連続で２００枚台で
低迷し、新規買いは慎重姿勢が必要。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲは２０は午前中、小幅安で推
移。午後に入ると、ジリ安で推移。１．５〜０．９セント安で推移している。

　上海ゴムは軟調。中心限月の９月限は、夜間取引から売り優勢となり、１４０元安の
１万３９３５元。日中取引に入り、下げ幅を縮小し、一時２ケタ安となった。しかし戻
り売り圧力が強く、１２５元安で午前の取引を終了。午後は再度、下げ幅を縮小し、
９０元超の下落で推移。

MINKABU PRESSS

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