プラチナ午前=プラチナは反発、現物高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反発。ドル建て現物相場の上昇と円安を
受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調や円安を受けて上げ幅
を拡大した。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが112〜247円高、プラチナミニ
が147.5〜176.0円高、プラチナスポットが139円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5893枚、プラチナミニが408枚、
プラチナスポットが960枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは押し目を買われる】
 プラチナは金堅調を背景に押し目を買われた。トランプ米大統領は、日本と韓国から
の輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと表明した。交渉期限を8月1日ま
で延長する大統領令に署名した。ただ株安に振れたことはプラチナの上値を抑える要因
である。
 プラチナ先限は6196円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因
になった。円相場は1ドル=146円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1373.20ドルから、関税交渉の
継続を受けて買い優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1390.28ドル、パラジウムが1120.87ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1353.30ドル、パラジウムが
1107.60ドル。
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