●短期見通し金、緩やかな上昇地合が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 中東地政学リスク軽減の影響もあって調整売りが膨らんでいたが、改めて地合を引き
締めるフェーズになる。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ対応に対する信頼感
が強くなっている。7月利下げの可能性は低いが、利下げ時期を巡る議論が活発化して
いる。また、トランプ米政権が改めて関税引き上げ方針を示したことで、通商リスクの
織り込みも迫られる。売買が盛り上がりを欠いていることで夏枯れ気味の環境だが、フ
ァンドが徐々に買いポジションの構築を進めており、乱高下しながらも2400ドル台
回復に向かう見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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