ゴム午前=総じてしっかり、上海高や円安を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じてしっかり。寄り付きでは、上海夜間が小幅高となったう
え、ドル・円が円安に振れたことを受けて、地合いを引き締めた。中盤に入ると、日中
取引の上海ゴムが小じっかりと推移していることから、買いがやや優勢で推移してい
る。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比0.8円安〜4.0円高。活発限月
の12月限は同1.3円高の310.6円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
157枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は上値が重い】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じてプラスサイドでの取引となっている。活
発限月の12月限は、一時314.6円まで上昇する場面があったが、その後は上げ幅
を削る展開となっている。
 12月限は、3日に317.4円まで上昇したが、その後は、上値がやや重くなって
いる。現状は、307.0円付近が支持線になっているが、同水準を割り込むと300
円付近まで目立った支持線が見当たらないことから注意したい。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は売りが優勢となり、
1.1〜0.5セント安で推移している。
 上海ゴムは総じて小高い。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、
前営業日比30元高の1万3965元で推移している。

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