［今夜の視点］金・銀＝ＦＯＭＣ議事録の公表前にドル堅調なら一段安リスク

　金のドル建て現物相場は、軟調。アジア時間のドルは対円、対ユーロと堅調に推移か
ら売り圧力が強く、３３００ドル割れとなり、正午過ぎに３２８６ドル台まで下落。下
値を切り上げているが、３２９７ドル台で戻り一杯となり、３３００ドル台を回復には
至らず。

 ニューヨーク時間の取引はニューヨーク金の引け直後に米連邦公開市場委員会（Ｆ
ＯＭＣ）の議事録の公表を控えるなか、ドルが堅調に推移ならば、３２７０ドル台まで
一段安リスクあり。３２８０ドル水準に７５日移動平均線が通っており、３２８０ドル
台前半で買いが喚起されるかに注目したい。

＜今夜の予定＞
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】23:00 卸売在庫 2025年5月確報値（商務省）
【経済】7/10 03:00 FOMC議事録公表 6月17-18日（FRB）
【工業】23:30 週間石油統計（EIA）
MINKABU PRESS

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