シカゴコーン市況=小反発、強気なエタノール需要や利益確定の買い戻しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2025/07    415.50      415.50      409.75      412.50      + 1.50
   2025/09    398.00      401.00      396.25      399.25      + 1.25
   2025/12    414.00      416.50      411.75      415.50      + 1.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       418,837       489,873        1,498,964 (-  2,172)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(7月4日までの週)
 生産量:日量108万5000バレル(前週比   9000バレル増)
 在 庫: 2395万9000バレル(前週比15万8000バレル減)
*米気象庁発表の6−10日予報(7月15日−7月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは揃って反発。終値の前日比は1.00〜2.50セント高。中心限月の12
月限は前日比1.25セント高の415.50セント。期近12月限を含む主要限月が
一代安値を更新したが、利益確定の買い戻しで小高くなった。
 米国の週間エタノール生産量が増加する一方で在庫が減少するなど強気なエタノール
需要が見受けられたうえ、一代の安値を更新する下落の後で11日発表の米農務省(U
SDA)月例需給報告前の買い戻しの動きから買い優勢となった。ただ、米産地では良
好な生育が続いていることが重石となり、上げ幅は限られた。
 12月限は414セントで取引を開始した後は様子見の雰囲気が高まり、取引を終え
るまで415セントを下値支持線としながら416.50セントの高値に何度も顔合わ
せする動きとなった。欧州の時間帯終盤から米国の時間帯序盤まで値を落とし、一代の
安値411.75セントの安値を付ける動きを見せたが軟調な動きは短期にとどまり、
終盤は415〜416.50セントの限られたレンジでの往来となった。

 米エネルギー省が発表した7月4日までの週における1日当たりの平均エタノール
生産量は前週比9000バレル増の108万5000バレルだった。また、7月4日
時点のエタノール在庫量は前週比15万8000バレル減の2395万9000バレル
だった。
・11日の米農務省米国コーン生産量見通しの事前予想は以下の通り
(単位億Bu、海外主要通信社調べ)。
       予想平均      予想レンジ    前月     前 年
25/26 157.48  156.24  158.2  148.67
              −159.53

 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトではオハイオバレーから五大湖周辺南部にかけて散発的な降雨が発生。
平年並の気温となり、夏穀物の生育は順調に進行しており、乾燥が伝えられているのは
ごく一部の地域に限られている。
 今週は勢力の弱い複数の寒冷前線の到来を受け雷雨が見込まれる。寒冷前線の一部は
大西洋の熱帯性低気圧と影響し合い、大西洋沿岸南部および中部にまとまった雨量を伴
う雨をもたらす見込み。また、10日午後にはプレーンズ北部および中西部北部でも
まとまった雨量を伴う降雨が見込まれる。
 6〜10日間予報に関しては7月14〜18日にかけて米東部の気温は平年を上回る
が、プレーンズ全域の気温は平年を下回るだろう。一方の雨量は全国的に平年を上回る
見込み。
 シカゴ小麦は総じて小幅続落。米小麦産地での降雨による生育環境改善が見込まれる
一方、これまでの乾燥が生産量に与える影響が警戒されるなど強弱材料が見受けられる
ことや11日には米農務省(USDA)の月例需給報告を控えていることで様子見の雰
囲気の強さを窺わせる動きとなった。
 中心限月の12月限は前日比1.25セント安の567.25セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは気温が上昇するなか局地的な降雨が発生。9日の最高気温はハイプレ
ーンズ北部および中部で36℃に達している。この高温は冬小麦の成熟と収穫には好ま
しいが、干ばつに見舞われている地域における春小麦にさらにストレスを与えるだろ
う。
 一方の南部は高温多湿となっており、夏穀物の生育は早いペースで進行。
今日の材料
・コーンベルトではオハイオバレーから五大湖周辺南部にかけて散発的な降雨が発生。
・10日午後にはプレーンズ北部および中西部北部でまとまった雨量を伴う降雨。
・7月4日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比9000
 バレル増の108万5000バレル。

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