前週は上値の重い展開になった。受粉期の気象環境が注目を集めているが、産地でホ ット・アンド・ドライ傾向が回避されていることが、穀物相場全体の値下がりを促して いる。土壌水分環境に大きな問題はみられない。作況報告の数値も悪くない。イベント リスクとして11日の米農務省(USDA)需給報告が注目されたが、イールドはトレ ンドイールドが維持されたことで、豊作見通しの上値圧迫が維持された。 今週も上値の重い展開が想定されるが、値動きは鈍化しよう。受粉期の天候相場が続 く。このまあホット・アンド・ドライが回避されるのであれば、上値の重い展開が続き やすい。作況報告の数値などを見ながらの展開になるが、天候リスク浮上までは上値の 重い展開になろう。ただし、それを考慮に入れてもトウモロコシ400セント、大豆 1000セントは値頃感のある価格水準になる。需要家の在庫手当ての動きも強化され 始めている。農家の売り渋りはまだ始まっていないが、徐々に下げ渋る展開になる見通 し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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