プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は円安一服を受けて軟調となったが、ドル建て現物相場の堅調を受
けて押し目を買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが87〜23円安、プラチナミニが
95.5〜57.5円安、プラチナスポットが76円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが4927枚、プラチナミニが1236
枚、プラチナスポットが216枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは貿易摩擦に対する懸念やドル高が圧迫】
 プラチナは貿易摩擦に対する懸念やドル高が圧迫要因になった。トランプ米大統領は
12日、欧州連合(EU)とメキシコに30%の関税を8月1日から課すと表明した。
金に利食い売りが出たことも下げ要因である。米大統領はロシアに制裁を科す可能性も
示しており、ドル高に振れた。
 プラチナ先限は6032円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=147円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1363.12ドルから、ドル安を受
けて買い優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1369.40ドル、パラジウムが1194.24ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1385.50ドル、パラジウムが
1203.15ドル。
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