トウモロコシは、受粉期が始まった後も産地で降雨が観測されていることが嫌気され ている。警戒されたホット・アンド・ドライは実現しておらず、作況報告の数値も良好 であり豊作期待が維持されている。需給緩和見通しでこのまま低迷が続く見通しだが、 400セント水準は値頃感もある価格水準で急落の必要性は薄れる。徐々に安値ボック スへの移行が促される見通し。 大豆は、受粉期の天候リスクが焦点になるが、現状では産地では降雨が続いており、 天候リスク織り込みの必要性は乏しい。ホット・アンド・ドライは回避されており、作 況報告の数値も良好。トウモロコシ程に強い豊作見通しにはないが、トレンドイールド 実現への期待感もあり、1,000セント前半で上値を抑えられよう。ただし、 1000セント水準は値頃感も強く、急落リスクは後退する。米バイオ燃料政策によっ て大豆油相場が底固いことに注意が求められる程度になる。米中通商協議への関心も高 いが、目立った進展など報告されていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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