●短期見通し金、安全資産買いで緩やかな上昇=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 持高調整が中心で動意を欠いている。トランプ米政権の通商政策が改めてクローズア
ップされていることはポジティブだが、インフレ懸念から米金利上昇・ドル高が促され
ていることもあり決定打を欠いている。緩やかなペースで下値を切り上げるも、一方的
な展開にはなりづらい。金上場投資信託(ETF)残高も安定しておらず、トレンドを
打ち出しづらい状況になっている。下値は固いが、本格的な上昇再開にはドル高一服が
求められる。15日の米消費者物価指数がイベントリスクになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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