金・銀市況=金は続伸、現物の下げ一服と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,971    +53    16,085   +39  : 3,358.27    -3.71
銀          180.0   +0.4     184.0  -2.0  : 3,831.00   -61.00
プラチナ     6,349    +10     6,103   -37  : 1,378.56    -6.94
パラジウム   5,600      0     5,600     0  : 1,197.77    -5.38
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.69   +0.47  ユーロ・ドル相場   1.1682  +0.0019
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金は続伸。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、円安一服を受けて軟調
となったが、ドル建て現物相場の堅調を受けて押し目を買われた。午後に入ると、ドル
建て現物相場の堅調を受けて買い優勢となた。銀は8月限が小幅高となり、2月限と先
限が売り優勢となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが34〜53円高、ゴールドスポットが46円高、銀
が4.0円安〜0.4円高。
 推定出来高は、金が2万0264枚、金ミニが7213枚、ゴールドスポットが
1487枚、銀が4枚。
【金は貿易摩擦に対する懸念で押し目買い】
 金先限は1万6098円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因に
なった。円相場は1ドル=147円台後半で推移した。銀先限は184.0円に下落し
た。
 金は貿易摩擦に対する懸念を受けて押し目を買われた。米国と各国の関税交渉の行方
が当面の焦点である。また米大統領は、ホワイトハウスで北大西洋条約機構(NAT
O)のルッテ事務総長と会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナにNATO経由で最
新鋭兵器を供与すると明らかにすると同時に、ロシアが50日以内に和平合意に応じな
ければロシアに制裁を科すと表明した。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米大統領がメキシコと欧州
連合(EU)に対する関税率通知を発表したことを受けて上昇する場面も見られたが、
利食い売りが出て上げ一服となった。アジア市場では、朝方の3344.36ドルか
ら、ドル安を受けて買い優勢となった。午後に入ると、3365ドル台まで上昇した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。