トウモロコシは、受粉期が進むが、産地で降雨が観測されていることが嫌気されてい る。ホット・アンド・ドライは実現しておらず、作況報告の数値も極めて良好な状態を 維持している。米農務省(USDA)需給報告の数値にも問題はなく、豊作による需給 緩和見通しが維持される。ただし、400セント水準は値頃感もある価格水準で急落の 必要性は薄れる。徐々に安値ボックスへの移行が促される見通し。さらに大きく値を崩 していく見通しにはない。 大豆は、産地では降雨が続いており、天候リスク織り込みの必要性は乏しい。ホッ ト・アンド・ドライは回避されており、14日に発表された作況報告の数値が急激な改 善を見せたことはネガティブ。このまま天候リスクの浮上がなければ、1000セント 前半で上値を抑えられよう。ただし、1000セント水準は値頃感も強く、ここからの 急落リスクは後退する。トウモロコシと比較すると売りこむ余地を残すが、天候相場型 の売り圧力はクライマックスが近づいている。米通商協議には要注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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