プラチナ午前=プラチナは総じて反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反落。円高を受けて売り優勢で始
まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の堅調が下支えになった。パラジウム
の商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが15円安〜146円高、プラチナミ
ニが28.5円安〜23.0円高、プラチナスポットが80円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5486枚、プラチナミニが1361
枚、プラチナスポットが1667枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは前週末の利食い売りが圧迫】
 プラチナは前週末に利食い売りが出たことが圧迫要因になった。ニューヨーク市場で
一代高値を更新し、利食い売りが出やすい。またニューヨークの指定倉庫在庫が増加
し、実需筋の売りが出ている。一方、米政権の連邦準備理事会(FRB)に対する圧力
などを受けて金が堅調に推移したことは下支え要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で6133円まで下落した。前週末にニューヨーク市場で利
食い売りが出たことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=147円台前半で円高が一
服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1446.67ドルから、買い戻しな
どが入った。
 午前11時現在、プラチナは1451.92ドル、パラジウムが1253.62ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1454.70ドル、パラジウムが
1297.42ドル。
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