[今夜の視点]シカゴコーン=引き続き受粉期の産地の天気に注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は強含み。12月限は直近、418セント台を中心としたも
み合いとなっている。受粉期を迎えている米国産地は気温は高めだが、降雨も発生して
いることで高温乾燥懸念は浮上していない。引き続き産地の天気には注意したいが、週
間輸出成約高も発表される。

 前日のシカゴは総じて小幅続落。受粉期を迎えている米国産地の天気が35℃を超え
るような超高温とはならず、降雨も多いことで上値抑制要因となった。また米エネルギ
ー情報局(EIA)の週報のエタノール統計で生産量が減少する一方、在庫が増加した
ことは嫌気された。

 12月限は415.75セントまで下落した後、引けは417.50セントとあまり
戻さず、引き続き420セント台を割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年7月速報(Markit)
【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年7月速報(Markit)
【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2025年7月速報(Markit)
【経済】 21:15 理事会結果公表(ECB)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 新築住宅販売 2025年6月(商務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2025年5月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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