シカゴコーン市況=反発、輸出面が支援も米国産地の天気が上値抑制

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/09     398.25      404.25      398.25      401.75      + 3.25
  2025/12     417.50      423.00      417.50      420.75      + 3.25
  2026/03     434.50      440.00      434.50      438.25      + 3.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         205,572        1,507,349 (+ 13,679)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(7月17日までの週)
 コーン:137万7000トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
 小 麦: 71万2200トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(7月30日−8月3日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並み〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは反発。終値の前営業日比は0.75〜3.50セント高。中心限月の12月
限は3.25セント高の420.75セント。

 この日発表された週間輸出成約高が前週から倍増していたうえ、デイリー報告でも数
件の大口輸出成約が報じられるなど輸出面からの材料に支援された。ただ、受粉期を迎
えている米国産地の天気が高温多湿となり、良好な生育環境にあることで上げ幅は抑え
られた。
 12月限は417.50セントで取引を開始。結局これがこの日の安値となった。ア
ジアの時間帯の時間外取引では410セント台後半でジリ高基調となり、欧州の時間帯
には420セント台に乗せた。その後は420セントを挟んで高下したが、高値は
423.00セントまであった。高値からは上げ幅を削ったが、引けも420セント台
を維持した。

 米農務省(USDA)が発表した7月17日の週までの週間純輸出成約高は137万
7000ト、急減していた前週の66万3400トンから倍増していた。
 今年度の累計純輸出成約高は7010万9900トンと、前年同期の5504万
2700トンをおよそ27%上回っている。

 また、USDAはこの日、韓国向けに2025/26年度積みでコーン13万
5000トンの大口輸出成約が報告されたことを発表した。
 さらに仕向け地不明で2024/25年度積みで8万3956トン、2025/26
積みで20万0240トン、合計で28万4196トンのコーンの大口輸出成約報告が
あったことも明らかにした。

 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ネブラスカ州〜スペリオル湖にかけて、動きの鈍い寒冷前線が伸
びて、前線の北側のコーンベルト北部では低めの気温となっているが、南側のコーンベ
ルトの中部や南部では高温多湿の天気となっている。前線に沿って、強い降雨や雷雨が
発生して、コーンや大豆には恵みとなっているが、局地的には洪水も発生している。
 動きの鈍い寒冷前線により、プレーンズ中部〜コーンベルト〜米国北東部に局地的に
まとまった降雨や雷雨が発生するが、それも週末には収まるだろう。別に米ガルフ沿岸
でも局地的に強い降雨が見込まれるが熱帯性低気圧に発達することはないだろう。
 6〜10日間予報に関しては、7月29日〜8月2日にかけて、米国の大半で、気
温、雨量ともに平年並み〜上回る見込み。
 シカゴ小麦は総じて小幅高。プレーンズの雨勝ちの天気が引き続き圧迫要因となった
が、南部で高温予報が出ていることや、小麦品質評議会(WQC)の産地視察ツアー2
日目で、ノースダコタ州でサンプルされた硬質赤色小麦の平均単収47.1Buと、前
年の53.7%から12%低下していると報じられたことが下支え要因となった。
 中心限月の12月限は前日比変わらずの561.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、米ガルフ西部からの湿った空気と動きの鈍い寒冷前線の影響で引き
続き広範に降雨や雷雨が見込まれる。中部ではとくに強い降雨になる可能性がある。た
だプレーンズ南部以外は24日の最高気温が32℃を超えることはないだろう。ただ南
部では38℃内外の最高気温になる可能性がある。

 米国南部では全般に高温多湿の天気になっている。米ガルフ沿岸では強い降雨や雷雨
となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは寒冷前線に分けられて、北部では低めの気温となっているが、中部
 や南部では高温多湿の天気。コーンや大豆には慈雨も局地的には洪水が発生。
・プレーンズでは、広範に降雨や雷雨が見込まれる。南部以外では最高気温が32℃以
 下。南部では38℃内外まで上昇。
・7月17日の週までの週間純輸出成約高は137万7000トンと、前週の66万
 3400トンから倍増=USDA
・韓国向けに13万5000トン、仕向地不明で28万4196トンのコーンの大口輸
 出成約報告=USDA

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