[今夜の視点]金・銀=米耐久財受注を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米国と欧州連合(EU)の
合意見通しを受けて受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3368.51
ドルから、3372ドル台まで上昇したのち、ドル高を受けて上げ一服となったが、押
し目は買われた。午後に入ると、戻りを売られた。
 トランプ米大統領は、連邦準備理事会(FRB)本部を訪問し、ホワイトハウスが費
用をかけ過ぎとして批判を強めているFRB本部の改修現場を視察した。改めて利下げ
を求める一方で、パウエルFRB議長を解任するつもりはないと明言した。米国と欧州
連合(EU)の関税交渉も合意見通しであり、手じまい売りが続くことになりそうだ。
ただ6月の米耐久財受注は前月比10.3%減と予想されている。

<今夜の予定>
・英小売売上高 2025年6月(国立統計局)
・独景況感指数 2025年7月(ifo)
・米耐久財受注 2025年6月速報値(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
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