プラチナ市況=プラチナは続落、現物安や円安一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,867    +11    16,005    -5  : 3,358.20   -17.35
銀          176.0   +1.0     178.0  -4.0  : 3,902.00   -10.00
プラチナ     6,555    -44     6,070   -33  : 1,403.15    -7.89
パラジウム   5,900   -200     5,900  -200  : 1,225.32   -42.85
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    146.94   +0.67  ユーロ・ドル相場   1.1758  -0.0005
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。円安を受けて買い優勢で始まった
のち、ドル建て現物相場上げ一服となったが、円安を受けて押し目を買われた。午後に
入ると、ドル建て現物相場の軟調や円安一服を受けて売り優勢となった。パラジウムの
商いは成立せず、帳入値で下落した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが89〜23円安、プラチナスポットが
113円安、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが6696枚、プラチナミニが694枚、プラチナスポット
が2087枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金軟調につれ安】
 プラチナ先限は6176円で戻りを売られ、6061円まで下落した。円安が支援要
因になったが、ドル建て現物相場の軟調や円安一服を受けて戻りを売られた。円相場は
1ドル=147円台前半で円安が一服した。
 米国と欧州連合(EU)の関税交渉の合意期待などを受けて金が軟調に推移したこと
が上値を抑える要因になった。またトランプ米大統領が、パウエルFRB議長を解任す
るつもりはないと明言したことも下げ要因である。ただ改めて利下げを求めており、来
週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1419.60ドルから1420ドル
台まで上昇したのち、ドル高を受けて上げ一服となった。午後に入ると、金軟調につれ
安となった。
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