<大豆> シカゴ大豆11月限は今月18日に1040セント台まで値を伸ばした。その後、反 落に転じたが、1020セント水準は買い拾われ、底堅い足取りとなっている。 米中西部産地の熱波は懸念されていたほどではなく、高温によるストレス懸念は後退 している。21日の引け後に発表された20日現在の作柄報告で作柄悪化が示された が、豊作見通しのシナリオに変わりはなく、上値重く推移した。一方でバイオ燃料混合 義務の引き上げに伴う大豆油需要の増加も見込まれていることが買い支援要因となって いる。 今後も1020セント割れとなった場面では買い拾われ、底堅い値動きが続くとみ る。5日間、25日移動平均線が1027セント水準に通っているが、この水準を超え ることができれば、1030〜1035セントのレンジまで上昇期待が持てる。 <コーン> シカゴコーン12月限は今月14日に一代安値となる407.5セントを付けた後、 18日にかけて浮上したが21日の週を迎えると再び軟化となった。 米中西部産地は生育に適した天気に恵まれた状態が続き、生産量に最も影響を与える とされる開花〜受粉の時期を良好な作柄を維持したまま終えつつある。豊作見通しは日 増しに強まっており、需給緩和観測が強い。 米国のコーン輸出は良好を保っているうえ、米国に対する信認の低下からドル売りの 動きが見られることも輸出を促進する好材料となっているが、供給増に伴う需給緩和観 測が引き続き意識されそうだ。 一代の安値を更新し続けた後に値位置を切り上げたが、修正高にとどまった。ここか らの下げ余地は乏しいと見られるが上値は重く、当面は22日以降のレンジ相場である 415〜425セントでの取引か。 MINKABU PRESS
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