シカゴコーン市況=小反落、米国産地の天気が圧迫も輸出面などが下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/09     401.50      403.00      398.25      399.50      - 2.25
  2025/12     420.50      422.00      417.75      419.00      - 1.75
  2026/03     438.00      439.50      435.00      436.50      - 1.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電          270,147       1,520,430 (+ 13,081)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月31日−8月4日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年並み〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは小反落。終値の前営業日比は2.25〜1.00セント安。中心限月の12
月限は1.75セント安の419.00セント。

 受粉期にある米国産地の天気は引き続き圧迫要因となっているが、韓国やメキシコ向
けにデイリー報告の大口輸出成約が発表されたことや、欧州連合(EU)のコーン生産
高見通しを下方修正したことなとが下支え要因となり、下げ幅抑制された。
 12月限は420.50セントで取引を開始。その後はそれを挟んで417.75〜
422.00セントと比較的狭いレンジ取引となり、引けでは420セント台を割り込
んだ。

 米農務省(USDA)はこの日、韓国向けに2025/26年度積みでコーン14万
トンの大口輸出成約が報告されたことを発表した。
 さらにメキシコ向けに2025/26年度積みで10万2870トンのコーンの大口
輸出成約報告があったことも明らかにした。
 欧州連合(EU)は、2025/26年度のコーン生産見通しを6010万トンと。
前回の6460万トンから大幅に下方修正した。
 また軟質小麦も1億2700万トンと、前回の1億2820万トンに下方修正した。
今夏の熱波が影響したという。

 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、動きの鈍い寒冷前線により、その北側のコーンベルト北部や五大
湖地域北部では低めの気温となり。一方南側のオハイオ川流域南部では高温多湿の天気
となっている。コーンベルト中部では、前線に沿ってまとまった降雨や雷雨が発生し
て、コーンや大豆に慈雨となっている。

 現在プレーンズ中部〜五大湖南部にかけて広がっている動きの鈍い寒冷前線は週末に
は徐々に消失するだろう。ただ消失する前にコーンベルト西部〜米国の北東部かけてま
とまった降雨が発生する見込み。
 6〜10日間予報に関しては、7月30日〜8月3日にかけて、米国の大半で、気
温、雨量ともに平年並み〜上回る見込み。ただプレーンズ北部では例外的に平年を下回
る気温となる見込み。
 シカゴ小麦は反落。米国産地の雨勝ちの天気が引き続き圧迫要因となったが、EUが
生産高見通しを下方修正したことや、豪州が最近の降雨でも作柄があまり改善せず、前
年比10%減の3060万トン生産高見通しとなっていることで下値も比較的堅かっ
た。
 中心限月の12月限は前日比3.00セントの558.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、寒冷前線の北側のプレーンズ北部は低めの気温となっているが、南
側では最高気温が38℃を超える熱波となっている。前線に沿ったハイプレーンズ中部
〜カンザス州やミズーリ州では降雨や雷雨が残っている。夏作物にとっては慈雨となっ
ている。とくに乾燥していたオクラホマ州中部や西部では恵みとなった。

 米国南部では極めて高温多湿の天気になっている。米ガルフ沿岸中部や西部では、西
からの低気圧により強い降雨や雷雨となっている。

今日の材料
・コーンベルトでは寒冷前線に分けられて、北部では低めの気温、南部では高温多湿の
 天気。中部では前線に沿って、コーンや大豆には慈雨。
・韓国向けに2025/26年度積みでコーン14万トン、メキシコ向けに2025/
 26年度積みで10万2870トンのコーンの大口輸出成約報告=USDA
・2025/26年度のコーン生産見通しを6010万トンと。前回の6460万トン
 から大幅に下方修正。軟質小麦も1億2700万トンと、前回の1億2820ンに下
 方修正=EU
・豪州産小麦生産高見通し、前年比10%減の3060万トン=ABARE

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