前週は60ドル台中盤で小動きに終始した。通商環境の改善期待で株価は堅調に推移 したが、原油相場の上値は重かった。米原油在庫の減少、ロシアの黒海における外国籍 タンカー規制などポジティブ材料も目立ったが、改めて原油相場を押し上げていくよう な動きは見送られた。ただし、逆に大きく売りこんでいくような動きもみられず、週を 通じて明確な方向性が打ち出されることはなかった。 今週も60ドル台中盤をコアに売買が交錯しよう。足元の需給には引き締まりも見ら れるが、70ドルに到達するだけのエネルギーは有していないことが確認されている。 一方で大きく売りこんでいくほどには需給の緩みは確認されていない。通商協議が更に 進展した場合、黒海の供給不安が更に深刻化した際に買いが膨らむかが焦点になるが、 決定打が乏しい。 予想レンジは63.00〜68.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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