JPXゴムRSS3号は、売りが先行する展開になりそうだ。寄り付きでは、上海夜 間安を受けて、夜間取引の高値から10円前後水準を引き下げる限月が目立った。 今日のJPXゴムRSS3号は、上海安を手掛かりに地合いを引き緩める限月が目立 ちそうだ。活発限月の12月限は、寄り付きか売りが先行し、一時324.4円まで下 落し、夜間取引の高値334.8円から10.4円も水準を引き下げる場面があった。 12月限は23日以降、節目335円の手前で上値が重くなっていたが、今日の寄り付 きで上海夜間安を手掛かりに売りが殺到した。日中取引の上海ゴム次第では、節目の3 20円割れを試すことになりそうだ。 一方、上海ゴムの中心限月の9月限は、25日、一時1万5665元まで上伸し、節 目の1万5500元を上抜いた。ただ、終値は1万5455元となり、上ヒゲの長い陽 線となった。9月限は、7月14日から10営業日で陰線がわずか2本しかなく、やや 過熱感が出ている。また、22日以降、上ヒゲの長い日足が目立つようなうになってお り、戻りを叩く動きも出てきている。今日の日中取引で売りが先行するようなら、目 先、直近の上昇に対する調整安局面になりそうだ。JPXゴムRSS3号も売り圧力が 強まるだろう。 午前9時21分時点のゴムRSS3号活発限月の12月限は前営業日比6.9円安の 325.3円。今日の日中、予想される12月限のレンジ320.0〜330.0円前 後。 今後一週間先までのRSS3号12月限の予想レンジは310.0〜340.0円。 テクニカルからの下値支持線は320.0(節目)、上値抵抗線は335.0円(節 目)。 MINKABU PRESS
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