［本日の見通し］ゴム＝調整安場面、上海ゴムに注目
ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、売りが先行する展開になりそうだ。寄り付きでは、上海夜 間安を受けて、売りが先行した。期近８月限は、１０円超の下落となった。 今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、昨日に続き、上海安を手掛かりに地合いを引き緩め る限月が目立ちそうだ。活発限月の１２月限は、寄り付き直後に一時３２２．５円まで 下落した。だが、売り一巡後は下げ渋りをみせている。 １２月限は２３日以降、節目３３５円の手前で上値が重くなっていたが、昨日の寄り 付きで上海夜間安を手掛かりに売りが殺到、直近の上昇に対する調整安場面となってい る。今日の日中取引の上海ゴム次第では、節目の３２０円割れを試すことになりそう だ。 一方、上海ゴムの中心限月の９月限は、２８日、一時１万４９６０元まで下落し、節 目の１万５０００元を下抜いた。ただ、終値は１万５２４０元となり、下ヒゲの長陰線 となった。ただ、２８日の夜間取引では、再び１万５０００元を下抜き、１万４９８０ 元まで軟化する場面があった。夜間取引の終値は１万５０６５元。日中取引で再度売り 込まれると、現在、下げ渋りをみせているＪＰＸゴムＲＳＳ３号も売り圧力が強まるだ ろう。 午前９時３６分時点のゴムＲＳＳ３号活発限月の１２月限は前営業日比０．６円安の ３２６．２円。今日の日中、予想される１２月限のレンジ３２０．０〜３３０．０円前 後。 今後一週間先までのＲＳＳ３号１２月限の予想レンジは３１０．０〜３４０．０円。 テクニカルからの下値支持線は３２０．０（節目）、上値抵抗線は３３５．０円（節 目）。 MINKABU PRESS
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